燕子花と紅白梅 光琳アート—光琳と現代美術—

熱海市 MOA美術館 TEL.0557-84-2511

開催期間:2015年2月4日(水)~3月3日(火)

尾形光琳(1658〜1716)の没後300年を記念する特別展。国宝《燕子花図屏風》(根津美術館)と同《紅白梅図屏風》(MOA美術館)が56年ぶりに一堂に会するのをはじめ、酒井抱一により光琳100年忌で編纂された『光琳百図』所載作品、三越呉服店が中心となって行なわれた光琳200年忌の『光琳二百年忌記念光琳遺品展覧会出品目録』に掲載された作品を展観する。
さらに、光琳芸術の影響がうかがわれる近現代作家の日本画、グラフィックデザイン、染織、漆芸、陶芸などさまざまなジャンルの作品を紹介。《紅白梅図屏風》とともに展示される須田悦弘《梅》、プラチナプリントによる杉本博司《月下紅白梅図》などの依頼作品に加え、村上隆、福田美蘭、会田誠らの作品と光琳の関係にも注目する。